今更ながらにブログをはじめてみました

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天空の花嫁

昨日は仕事帰りに映画を観てきました『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』

今月の2日から公開されてる作品ですが、公開早々ファンから非難轟々だったようで早々とYouTubeなどに原作との検証動画が上がってましたな。(^^;

まあそれだけ原作である『ドラゴンクエスト天空の花嫁』に対する思い入れが深いファンが多いという事なんだろうね。ビアンカ、フローラ論争がしょっちゅう起こるようだし。(笑)

ちなみに自分はというと映画は素直に楽しめましたよ。なんせ

ドラクエは一切プレイしたことが無いので。あとFFも。(笑)

セガ人なもんで、これまでずっとファンタシースターシリーズ一筋だったからね。おかげで余計な先入観なく観られたというか。

 

では何故セガ人なのにわざわざドラクエの映画を観たのかというと、一言で言ってしまえば話のネタかな。あとドラクエⅤは結婚、親子3代に亘る物語というキーワードが挙げられると思うんだけど、ドラクエⅤの2年前に『時の継承者 ファンタシースターⅢ』で既に取り上げられているキーワードだったのでどのように違うのか気になったので。(^^;

 

感想としては、元々数十時間かけてプレイする作品を、およそ100分という中に落とし込む為に端折ったり強引に展開する点が目に付いてしまうのは仕方ないけど、主人公を軸に親子3代の絆やヒロインであるビアンカ、フローラの魅力は原作と比べてどれだけ忠実かはわからないが(ファンからすると全然足りてないそうだが)、ファンタシースターⅢと比較して『さすがだな、羨ましいな』と思ったほど。

ファンタシースターⅢでは主人公が2代目、3代目と交代していくので親子関係が希薄であまり絡んでこないんだよね。ヒロインとの結婚もシナリオによっては花嫁候補が唐突に登場したり、それもキャラクターがあまり掘り下げられなかったりするのが残念なところ。…まあ花嫁候補が常に2人いて、選んだ方にシナリオが分岐していくので、主人公も初代が1人、2代目が2人、3代目が4人の総勢6名になるので仕方ないのかもしれないけれど。(^^;

 

あとはやはり音楽。作曲のすぎやまこういち氏はドラゴンクエスト1作目開発当時からオーケストラ演奏を想定して作曲されていたそうで、それが故映画では遺憾無く発揮されていたと思う。…冒険の書が消えた曲まで用いてる辺りちょっと笑ってしまいましたが。(笑)

 

ただ個人的にクライマックスのメタフィクションな部分はちょっと興醒めだったかなと。一応伏線が散りばめられてはいたけれど、もう少しさりげなくしても良かった気がするんだけど…。

 

とはいえ個人的にドラクエⅤに対して興味が湧いてきたし、ヒロインの魅力についてもっと知りたいのでいつか機会があれば原作をプレイしてみようかと思う。

そういった意味では、自分の様にドラクエを知らない、プレイした事のない人にとって魅力を伝える事ができていると思うのでそう非難する程でもないような気がするけどね。

 

いつかファンタシースターも映画化するといいなあ。取り敢えずは10月から放送のPSO2のアニメ第2弾を期待しつつ、久々にファンタシースターⅢをプレイしてみましょうかね。(ぉぃ)