先週末は何かと衝撃的なお知らせばかりでした。漫画家鳥山明の訃報に続き声優TARAKOの訃報。どちらも日本を代表する作品に携わるお二人だったので本当に驚きでした。
特に
鳥山明の訃報に対するコメントは海外からも多く寄せられ、
中には世界的な俳優や政治家などからもお悔やみのメッセージが送
られる程でそれだけ日本だけに逗まらず世界的にも影響を与えた人物だったん
だなあと改めて痛感。
この人がいなければ日本の漫画やアニメのコンテンツが世界規模にはならなかったんじゃないかと思う。
自分は
Dr.スランプ(アラレちゃん)
の世代なんで特にアニメ化して
知名度が一気に上がった時のフィー
バー振りはよく覚えていて、前年まで人気のトップだった
ドラえもんをいともあっさり抜き去る
くらいに凄まじいもので、かくいう自分も当時『
ドラえもんは時代遅れ、今や
Dr.スランプの時代なんだ!!』
と思ってたくらいで。(^_^;)
その後、他の漫画やアニメでも明らかにDr.
スランプに影響受けた作品が散見されるのうになり、
それは次作の
ドラゴンボールでも同様なのは周知の通りかと。
ただ自分は
ドラゴンボールがバトル主体になる頃はあまり読まなく
なって、
キャ
ラクター及びモンスターデザインを手掛けた
ドラゴンクエストもアンチであったので鳥山作品からおのずと離れていったんですよね。
ちなみに個人的にはグレートサイ
ヤマン編好きだったのでもう少し続けて欲しかったなあ。鳥山本人もバトルものよりギャグを描きたかったようだったし。売れすぎて自分の描きたいものが描けなくなるのはちょっと考えモノだね。(^^;
そして中年期に差し掛かり
ドラゴンクエストにちゃんと向き合ってプ
レイした時に改めて鳥山デザインの良さがなんとなくわかった気が。
殺伐とせずどこか憎めなくて媚びないデザインだからこそ老若男女
問わず幅広い層に受け入れられたんじゃないかと。
ファンタシースターは対照的にマニアックな設定やデザインだからこそコアなファンに支えられたというか。
そんな
ドラゴンクエストも音楽を担当した
すぎやまこういちも亡く
なり、
キャ
ラクター及びモンスターデザインの
鳥山明も亡くなってしまっ
たのであれば、
スピンオフ作品は続くかもしれないけどナンバリング作品は現在開発
中のⅫでラストなんじゃないかとちょっと危惧している。
…
まあお二人の弟子もいるだろうしシナリオの
堀井雄二が存命であれ
ば続くのかもしれないけれども。
それから
PCエンジンのコットンの主人公ナタ・デ・コットン。アーケード版ではちょっと声が可愛すぎるなあと思ってたところに彼女の起用は自分としてはほぼイメージ通りだったんだけど、この移植版だけでこれ以降採用される事がなかったのはちょっと残念。
34年も主役を演じてきてイメージが完全に固まっていて代役を立てるのが難しいというのもあるらしいんだけど、
サザエさん同様物語が昭和を背景にしているものの、現在令和との価値観などのズレから特に若い視聴者からの理解が得にくいのだとか。
なので以前からこの二作に関して打ち切りの噂が出ていたのだけれど、
TARAKOの死去によってちょっと現実味を帯びてきているよう。取り敢えず今月いっぱいの分の収録はあるそうなので、それ以降に注目といったところか。
最後に日本のアニメ界に多大なる足跡を残した両名に哀悼の意と冥福をお祈り致します。