今日の京都アニメーションの放火事件はあまりにも衝撃だった。
最初スマホのニュース配信サービスからの一報ではボヤ程度のものだろうとタカをくくっていたけど、時間を追う事に詳細が分かってくると、その凄惨振りに絶句するしかなかった。
最終的に死者は33名。京アニはアニメ制作に海外の外注に頼らないそうで、かつアニメーターの育成にも励んでいたとの事なので、この人的損失は京アニのみならず日本のアニメ、ひいては日本のアニメ文化においてあまりに大きな痛手ではないかと思う。
自分は京アニ作品では、米澤穂信原作の古典部シリーズをアニメ化した『氷菓』が好きでBlu-rayも全巻揃えた。
先月末には原作古典部シリーズの新刊『いまさら翼といわれても』の文庫版がようやく刊行し、「氷菓の2期をやってくれないのかなあ」なんて思いを馳せながら読んでいただけに今回の件は本当にショックだった。
放火した犯人には憤りしかないが、未だ容疑者という扱いなのか氏名の公表がないのが些か気になるが、犯人の詳細と動機の解明が望まれる。
亡くなられた方々の冥福を祈りつつ、京アニの早期復興を願うばかりである。
