今更ながらにブログをはじめてみました

グダグダな日常と趣味をただ書き込んでゆくだけのブログです。(^^;

ヤック・デカルチャー!!

まさに今日はそう叫ばずにはいられない、歴史的な1日でした。

それは長年和解は不可能と言われていたビックウエストスタジオぬえと米国のハーモニーゴールドUSAとのマクロスの権利問題に終止符が打たれ合意に至ったというニュースが入ってきました。

どのような形でどういった内容の合意なのかまでは分かりませんが、これにより長年海外展開できなかったマクロスシリーズが展開できるようになったと言えるのではないでしょうか。

…ちなみに最初にこのニュースを目にしたときは9日遅れのエイプリルフールかと思いましたよ。(笑)

 

さて、ではなぜハーモニーゴールド社との問題が起きたのかというと、80年代中期頃、マクロスのアニメーション制作をしていたタツノコプロが経営難に陥り、原作のスタジオぬえや代理店であったビックウエストに無断で自社の作品と共に、日本国外に限り著作権放棄という形で売却してしまった事に始まります。

権利を手に入れたハーモニーゴールド社はマクロスの全36話では当時の米国での放送に足りうる話数がなかった為、『超時空要塞マクロス』、『超時空騎団サザンクロス』、『機甲創世記モスピーダ』の3作品を一つのシリーズとし『ロボテック』として放送し大ヒット。更には南米やヨーロッパでも放送され大成功を収めます。この為海外ではガンダムよりマクロスの方がメジャーだったりします。

この事により日本と米国でマクロスの権利がこじるにこじれ、しかも『MACROSS』の商標をハーモニーゴールド社がとってしまっていた為日本のマクロスシリーズを海外での展開が難しくなってしまいました。

 

ちなみに日本国内においても何度かタツノコプロビックウエストスタジオぬえとの訴訟問題が発生しており、判決の結果、映画の著作物はタツノコプロ、キャラクターやメカニックなのどのデザインはビックウエストスタジオぬえにあるとしている。

 

…とまあ自分の知ってる範囲ではこのくらいなのですが、詳しく知りたい方はwebで検索してみてください。割と有名な話なのですぐ出てくると思いますよ。

 

さて自分としてはこの合意により期待したいのはバンダイの動向です。

現在、マクロス関連のホビーアイテムはバンダイを筆頭にハセガワやアオシマ、ウェーブやトミーテックといった数々の模型メーカーが参入しているのですが、どうにもバンダイが今一つやる気がない感じなんですよ。そりゃあバンダイにとっては主力のガンダム関連に全力を注ぎたいのはわかるんだけど、もう少しマクロスにも注いで欲しいっていうか…。(^^;

マクロスFの時は作品の期待値も高く人気もあったせいかラインナップも良かったんだけど、どうにもマクロスΔの時はちょっと中途半端な感じがね…まあ出すモンは出してはいるんだけど。

今回の合意により海外人気の高いマクロスシリーズを海外展開を視野に入れて本腰入れてくれるようになればラインナップも充実してくるだろうしね。是非ともVF-31Aの可変モデルのキット化とHI-METAL RのVFシリーズの充実化をオナシャス!!(=^人^=)

 

 

macross.jp