今更ながらにブログをはじめてみました

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~♪ 「上手に焼けました~!」

という事で先日『モンスターハンター』の実写映画を観てきました。

いつも通り、公開から暫く経って落ち着いた頃を見計らって観に行こうかと思っていたのだけど、上映スケジュールを確認してみたら公開から1週間程で早々と字幕版が1日1回の上映に。いや、いくらなんでも早すぎね?(^^;

個人的に吹き替え版は字幕を気にしなくて画面に集中できるのはいいんだけど、変なネタとかセリフに盛り込んでくるのがうっとおしいので、アニメなどと同じ声優を起用しているとかそういうのでない限りは字幕版を観るようにしてます。

 

さて以下はネタバレを含む内容なので、まだ未見でネタバレされたくないという方はブラウザバックでお願いします。

 

 

 

 

 

物語は荒野で消息を絶ったアメリカ軍特殊部隊のブラボーチームの捜索にあたるアルファチームが、謎の石碑らが立つ遺跡にて巨大な砂嵐に巻き込まれ気が付くとそこは見知らぬ砂漠の世界だった…というまさかの異世界モノ。近年流行りだもんねえ。(違

そしてのっけっからディアブロス亜種の襲撃に遭い銃火器で抵抗するも全くの効果なし。命辛々岩場に逃げ込みやり過ごそうとするが、そこはネルスキュラの巣で次々とメンバーが命を落とす(喰われる)という、なんつーか最早パニックホラーな様相になっていて『いや、コレ違うだろ』という感じに。

ちなみに体にネルスキュラの卵を産み付けられ、孵化した幼体に生きたまま喰われるシーンは結構グロくてちょっとしたトラウマになりそう。(- -;

 

そして主人公(女)一人が生き残り、異世界のハンター(男)と遭遇し最初は互いを敵として認識するも、モンスターの巣窟からの脱出に協力するうちに言葉は通じないが友情が芽生え始める、というものなんだけど、これまでのハリウッド作品だとこういういがみ合う男女がいつしか互いに気になる存在になっていって、やがて二人は恋人同士にって感じでラブシーンが始まったりする流れが多いので危惧していたのだけど、珍しくそういうのが全くなくて終始性別を超えた友情というのが良かったですなあ。

 

自分は『モンスターハンター』は主にPSPのポータブル2Gの頃にプレイしていたくらいなのであまり知識がないのだけれど、いくらなんでも映画のディアブロス亜種って強過ぎね?ゲームで友人と一緒に討伐したと思うけど銃火器が全く効かない程ではなかったですよ?しかも銃火器より大剣の方が強いってどういう世界だ…。(^^;

 

中盤ハンターの村へ辿り着き、そこの大団長はかつて主人公の世界からやってきた人間に言葉を教えて貰い英語が話せるというのだが、カタコトならともかく不自然なくらいやたら流暢にしゃべるのはどうかと。(^^;

そして大団長から元の世界へ帰るには火竜リオレウスの護る塔へ行く必要があるという事で目指す事になり、目的地でリオレウスとの戦闘の最中に再び砂嵐に巻き込まれ元の世界に帰還するんだけど、戻った世界にまでリオレウスがやってきてしまい、アルファチームを捜索に来た部隊がリオレウスによって全滅。主人公もあわやというところでリオレウス同様に世界を飛ばされてきたハンターと大団長らによって助けられ、3人でリオレウスを討伐。しかし全ての元凶、異世界を繋げる砂嵐を生み出す塔を破壊せねば平和は訪れない、ということで

 

まさかの『オレタチの戦いはこれからだ!!』というオチ。

 

いや、まあ、うん。2作目考慮してるの…かな?

…そんなワケないか…。

 

しかし今回の映画、丁度任天堂Switchの『モンスターハンターライズ』の発売に合わせての公開だったけど今一つ盛り上がりを見せないなあ。

これまでゲームの実写映画化した中では割とマトモな方ではあるんだけど若干コレジャナイ感が拭えないのも確かだしね。討伐アクションというよりはホラーだし。

一応、討伐したモンスターをナイフで剥ぎ取るシーンやロースターで肉を焼くシーンとかあったけどね。さすがにあの音楽と「上手に焼けました~!」はなかったけど。(笑)

あとできればモンスターハンターのテーマ曲は是非欲しかったな。あの壮大なテーマ曲あってこそモンスターハンターだと思うのだが。

 

…それにしても主演のミラ・ジョヴォヴィッチバイオハザードに続いてモンスターハンターでも主演を務めるとはカプコンの実写映画化の顔にでもなるつもりなんだろうか。次があるとしたら今度は一体誰を演じるつもりなんだろう?(笑)